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旧迫ゼニタナゴ復元する会
〜美土里ネットによる在来魚復元の記録とボランティア活動記録14〜


ヤリタナゴのオス
(ヤリタナゴのオス)

田んぼと里山の生き物淡水魚写真集

 これまで、ゼニタナゴ復元する会のホームページに掲載していた淡水魚等の写真と、撮影したまま、掲載していなかった写真も含め、まとめて掲載します。

メダカ
(メダカ ゼニタナゴ保全池で捕獲)

コイ
(コイ ゼニタナゴ保全池で捕獲)

オオクチバス
(オオクチバス 死水域ではブルーギルと共に脅威の存在 ため池で捕獲)

オオクチバスの稚魚とヨシノボリ
(ヨシノボリとオオクチバスの稚魚 水路で捕獲)


(ブルーギル 死水域ではブラックバスと共に脅威の存在 ため池で捕獲)


(ブルーギル ブラックバスとブルーギルをため池に入ると最終的にどうなるのか)

ヨシノボリ
(ヨシノボリ ヨシノボリは種類が多く同定するのが難しい 水路で捕獲)

ジュズカケハゼ
(jジュズカケハゼ ゼニタナゴ保全池で捕獲)

ジュズカケハゼの稚魚
(ジュズカケハゼ ゼニタナゴ保全池で捕獲)

ジュズカケハゼの稚魚
(ジュズカケハゼ ゼニタナゴ保全池で捕獲)

ジュズカケハゼ
(ジュズカケハゼ ゼニタナゴ保全池で捕獲)

ジュズカケハゼ
(ジュズカケハゼ ゼニタナゴ保全池で捕獲)

ジュズカケハゼ
(ジュズカケハゼ オレンジの斑点がきれい ゼニタナゴ保全池で捕獲)

シマドジョウ
(シマドジョウ 水路で捕獲)

シマドジョウ
(シマドジョウ 水路で捕獲 水路で捕獲)

シマドジョウ
(シマドジョウの顔のアップ 馬面 水路で捕獲)

タイリクバラタナゴ
(繁殖力と適応力が強い)
(宮城のタナゴと言えばこのタイリクバラタナゴことになっている状況)


タイリクバラタナゴ
(タイリクバラタナゴ ゼニタナゴ保全池で捕獲)

タイリクバラタナゴ
(タイリクバラタナゴ ゼニタナゴ保全池で捕獲)

カネヒラのメス
(カネヒラのメス ゼニタナゴ保全池で捕獲 2年目の個体)

カネヒラのオス
(カネヒラのオス ゼニタナゴ保全池で捕獲 3年目の個体で非常に大きい)

カネヒラのオス
(カネヒラのオス ゼニタナゴ保全池で捕獲)

カネヒラのメス
(カネヒラのメス ゼニタナゴ保全池で捕獲)

カネヒラ
(カネヒラ 水路で捕獲)


(ゼニタナゴ オス)


(ゼニタナゴ メス)

ゼニタナゴ
(ゼニタナゴ 水槽での繁殖に失敗した個体 右上の個体はカネヒラ)

ゼニタナゴのオス
(ゼニタナゴ雄 淡い婚姻色と鱗の細かさが特徴)

ゼニタナゴのメス
(ゼニタナゴ雌 産卵管が出ている)

ヤリタナゴ
(ヤリタナゴかマタナゴ 水路で捕獲)

ヤリタナゴ
(マタナゴかヤリタナゴ 水路で捕獲)

ヤリタナゴ
(マタナゴかヤリタナゴと思われる)
(撮影時期は8月なのに婚姻色が出ている)


ヤリタナゴ
(ヤリタナゴのオス 水路で捕獲)

ヤリタナゴのオス
(ヤリタナゴのオス オスでこれぐらいの大きさだと見分けが付きます)


ヌカエビ
(ヌカエビ よく見られるおなじみの淡水エビ 水路で捕獲)

スジエビ
(スジエビ 上流部のため池で大量に捕まるときがある ため池で捕獲)

スジエビ
(スジエビ ヌカエビはよく見られますがスジエビは少ない ため池で捕獲)

スジエビ
(スジエビ ヌカエビより巨大で大きなものは小指程ある ため池で捕獲)


(トウホクサンショウウオ のっべりとしてかわいい姿です)


(トウホクサンショウウオ のっべりとしてかわいい姿です)

アカハライモリ
(アカハライモリ 陸上では鈍いですが泳ぎは上手です)


<宮城における魚類の天然記念物(横山のウグイ)について>

 宮城県における魚類の天然記念物は、テツギョとウグイがあります。その中で、ウグイは現在危機的な状況になっているのではないかと思われます。生息地は、豊かな湧水と水草に覆われていたのですが、平成22年秋頃から湧水が枯れ、現在は、池のみポンプで地下水を汲み上げている状況のようです。

 以前は、透き通る湧水になびていた大量の水草は跡形もなく、水路は枯れ、水たまり状の場所には、水田に発生する小さな浮き草で緑色になっています。湧水が枯れた原因も、小雨なのか、水脈が変わったのか、それとも大震災に事前の変調なのか、判らないようです。


※参考 魚類の国指定の天然記念物

春採湖ヒブナ生息地(北海道釧路市)
横山のウグイ生息地(宮城県登米市)

柳津ウグイ生息地(福島県河沼郡柳津町)
賢沼ウナギ生息地(福島県いわき市)
粥川ウナギ生息地(岐阜県郡上市)
魚取沼テツギョ生息地(宮城県加美郡加美町)
アラレガコ生息地(福井県)
本願清水イトヨ生息地(福井県大野市)
大嶋ナメクジウオ生息地(愛知県蒲郡市)
ナメクジウオ生息地(広島県三原市)
オオウナギ生息地(和歌山県西牟婁郡白浜町)
母川のオオウナギ生息地(徳島県海部郡海陽町)
オオウナギ生息地(長崎県長崎市)
アユモドキ
イタセンパラ
ネコギギ
ミヤコタナゴ
深泥池生物群集(京都府京都市)
明神池(山口県萩市)

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[平成21年8月の写真]

天然記念物横山のウグイ生息地

天然記念物横山のウグイ生息地

天然記念物横山のウグイ生息地

天然記念物横山のウグイ生息地

平成21年8月の写真では、透き通る湧水が流れ、池や水路を満たしています。水路には水草が繁茂しています。写真では見えませんが、池にはウグイが群れをなして泳いでいました。

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[平成23年8月の写真]

天然記念物横山のウグイ生息地

天然記念物横山のウグイ生息地

天然記念物横山のウグイ生息地

平成23年8月の写真、湧水が枯れたので水路に水はほとんどなくなり、水草は枯れた状態。池はかろうじてポンプアップにより水を満たしています。しかし、接続する水路等がこの状況では、エサとなる水棲昆虫、生物が乏しいため、池のウグイの生息にも甚大な影響が予想されます。

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 所管官庁の文化教育行政による何かしらの対策が求められているのではないでしょうか。



※天然記念物は文部科学省、絶滅危惧種や種の保全法の指定は環境省で所管が異なります。



<外来魚のブルーギルとブラックバスについて>

 ため池での雑魚の復元には、まずは、ブラックバスの駆除、ブルーギルの駆除が、ため池での課題かと思います。水路や河川などの開放水域では、外来種のみになることはありませんが、ため池や湖沼などの、狭い閉鎖水域では、ほっておくと、外来種のみになってしまいます。

 ため池での外来種駆除には、池干ししかないのが現状かと思います。しかし、水路から注水するため池や、地形勾配上増水時に下流から外来種が侵入するため池は、駆除もままなりません。また、大型のため池では外来種を完全に駆除するまで干すということが困難である場合が多くあります。また、真偽の程は不明ですが、例えば水鳥が外来魚の卵を運んできては、防ぎようがありません。

 ザリガニとウシガエルの問題も大きいと思います。池干しによる完全駆除ができないため、ブラックバスやブルーギルよりもやっかいな存在ですらあります。館内の亀の子ため池で、せっかく水草を移植しても、すべてザリガニにやられたという事例があります。また、池干ししたため池でも水草を移植しましたが、定着することなく、すべてザリガニに食べられてしまいました。とても残念です。

 もちろん、水草が繁茂するには、水質や水深、水温等の場所による環境というものは重要かと思いますが、ザリガニの補食に負けない成長速度や、ザリガニの数を抑える工夫が必要だと痛感しました。昔は当たり前であった雑魚(ざっこ)や水草を復元するのは、本当に難しいものです。とにかく、課題は多いですが、ため池を良好な環境に保っている地区もたくさんあり、それらの管理手法を参考に、機会があれば試してみたいと思います。



(館内のため池で駆除したブラックバス)


(館内のため池で捕獲したブルーギル)


(館内のため池で捕獲したブルーギル)



(平成23年10月01日)

ゼニタナゴ保全池を復田しゼニタナゴ保全池を使った復元活動を終了

 最初に、農地・水環境保全向上対策の組織である、涌谷町旧迫川右岸地域環境保全推進協議会の看板の写真を載せておきます。看板の絵や詩は涌谷町小里小学校の生徒が作った見事なものです。


(小里小学校生徒が描いた絵:農地水環境保全組織の看板)


(小里小学校生徒が作った句:農地水環境保全組織の看板)

 地主様のご厚意で貸していただいた土地で保全池を造成し、長い期間、ゼニタナゴの復元を試みてみましたが、これまで記載した通り失敗いたしました。そして、平成23年8月下旬、ゼニタナゴ保全池を復田(ふくでん)しました。


(数年前の冬のゼニタナゴ保全池)

 これで、元通りの田んぼとなり、来年から稲の作付けをすることができます。世界の人口は70億人になっています。日本で食糧は満ち足りていますが、世界的に見れば今後ますます食糧事情が逼迫(ひっぱく)することは目に見えています。同時にエネルギーが逼迫するのも確実でしょう。


(数年前の春のゼニタナゴ保全池)

 さらに、現在飽食の日本も、ついこの前の東北大震災の折りには、被災地では物流機能などが一時的に麻痺し、被災地では食糧が十分に行き渡らなくなりました。


(復田直前の工事前のゼニタナゴ保全池)

 加えて、電力の停電とガソリン等の燃料不足のため、営農に必要な農業用機械、揚水機場、排水機場等の運転ができなくなりました。食糧自給の維持には、燃料や電力のエネルギーが必要不可欠であることは明らかです。




(重機による復田作業)

 農地だけあっても、エネルギーがない状況では、農業用機械は動かず、揚水ポンプも排水ポンプも何も動きません。人力と牛馬で生産できる食糧というのは限りなく少ないでしょう。人々の生活様式の変化と、幾たびもの土地改良事業を経て、農業機械で生産する農地に変わっています。


(復田完了まであと一歩 ほ場整備工事だと荒仕上完了ぐらい?)

 なので、食糧の自給率向上とエネルギーの自給率向上は、宮城に限らず、日本の至上命題なのではないかと思います。来年、復田された田んぼで、黄金色の稲穂が実ることを願っています。


(復田完了 きれいに均平されています)


(田植完了生育順調 平成24年7月)


(出穂と中干し 平成24年8月)


(稲刈り直前 平成24年9月中旬)

 カネヒラやタイリクバラタナゴ、ジュズカケハゼ、二枚貝、水草(トチカガミ等)は繁殖しましたが、肝心のゼニタナゴを増やすことはできませんでした。

 同一水系の他地域のため池等を管理する、熱心な農地・水活動組織や地元から、メダカやタナゴなどの在来種を放流してみたい、という旨の話しを受けたこともありました。なので、保全池でゼニタナゴなどの在来のタナゴが増えたあかつきには、他のため池にも移植放流して、生息地を増やしたいという気持ちもありました。

 ゼニタナゴを、昔そうだったように普通のありふれた雑魚にしたかったのです。ありふれて苦くて食べるのにも敬遠されていたような存在の魚にしたかったのです。増えていたら、佃煮にして食べてみたかったのもあります。タイリクバラタナゴなら食べたことはありますが、苦くて美味しくありませんでした。

 保全池を復田したことで、ひと区切りがついたと思います。これで、ゼニタナゴ保全池を使ったゼニタナゴ復元活動を終了いたします。これまでご愛読いただき、ありがとうございました。



<ゼニタナゴ復元する会-会員->
名誉会長:伊藤
会長:大友
副会長:遠藤
会員:氏家,青木,岩渕,須藤,佐藤,他
※ 会員の専門:土地改良・農業・畜産・運送業


(平成23年10月01日)
















ゼニタナゴのオスゼニタナゴのメスゼニタナゴのオスゼニタナゴのメス
〒989-0281 宮城県遠田郡涌谷町小里字新折居37番地
tel:0229-45-3950  fax:0229-45-3952
e-mail:k-h-ugan@atlas.plala.or.jp
(c)2007 旧迫ゼニタナゴ復元する会 All rights reserved.
協力・後援:旧迫川右岸土地改良区/涌谷町旧迫川右岸地域環境保全推進協議会

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